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【養成課程の中小企業診断士・プロへの転職】転職日記【まとめ版】

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中小企業診断士資格取得したけど、人生なんか変わった感じしないなぁ

人生一度切り。もっと違う世界で挑戦したい!

と、中小企業診断士を取得したけど、活用できていないとお悩みのみなさんに伝えたい。

中小企業診断士資格を取得した私が、実際に【コンサル会社への転職】までの内容をまとめました。

【中小企業診断士】のグレート☆キヨスチャンと申します。私のプロフィールは、こちらへ!

成功も失敗も、まずは動かないと何も始まらない!私の挑戦をみなさんと一緒に共有し、少しでも参考になれば幸いです!よろしくお願いします。

転職のきっかけ?

私は学生から就職活動を得て、信用保証協会に入社しました。信用保証協会はざっくり言うと、県の金融部門のような立ち位置であり、準公務員のような職種です。

信用保証協会

信用保証協会は、信用保証協会法に基づき、中小企業や小規模事業者の円滑な資金調達を支援することを目的に設立された公的機関です。創業者や中小企業などが市中の金融機関に借入申込みをする際、大企業と比較して経営リスクが大きいため、返済可能性をはじめ信用面でのハードルが高く、事業者が考えているような資金調達が難しい場合が少なくありません。しかし、公的機関である信用保証協会が事業者の債務保証をすることで、市中の金融機関からの融資を受けやすくなります。具体的には、信用保証協会の債務保証があると、金融機関の融資先事業者の倒産などにより借入金返済が困難になった場合でも、信用保証協会が金融機関に残債を代位弁済(肩代わりして返済)しますので、金融機関は貸付金の債権回収ができます。この制度によって、金融機関は中小企業者などへ融資がしやすくなります。信用保証協会は、47都道府県と4市(横浜市、川崎市、名古屋市、岐阜市)にあり、事業者など(法人、個人事業主)に対して地域密着型の保証業務を行っています。

※J-Net21より引用

学生時代の就活の軸は「安定」!皆さんもこう考えて、就職先を探す方もいらっしゃるのではないでしょうか?現在の私はそうは考えませんが、就活開始当初の私はそのように考えていました。

そんな私が転職を考えだしたきっかけは、【中小企業診断士の資格を取得したこと】です。現職のままでは中小企業診断士の資格を活かすことができないと悩む日々。資格を取得したことがゴールとなり、やり切ったような感覚が芽生えてきました。

職場環境に不満があるなら自分が職場環境を提案し、変えるか、自分自身が変わるしかない、と考えました。中小企業診断士の仲間が増えたことで交友関係も広がり、自分の意識は高くなっているように感じます。

転職を考えているんだけど・・・

と妻に相談したところ、「転職してもいいよ!」と快諾してもらえました(なんて良い嫁だ。涙)。また、中小企業診断士の資格を通じて出会った診断士の仲間たちが、転職していることも励みになりました。まずは動きながら考えることとしました。

転職サイトへの登録

今後のキャリアを考えていくうえで、まずは【ビズリーチに登録】しました!よくCMが流れていますが、登録するまでビズリーチは転職者向けのプラットフォームであることすら知りませんでした。

ビズリーチに登録してすぐは、エージェント側には【新着】と出るそうで、たくさん連絡が来ます。どのエージェントがいいのかは正直わからないし、全てのエージェントや企業に連絡を取り続けることもできません。

私は、「希望条件マッチングの中から特定の企業を紹介したい」とメッセージをくれるエージェントを中心に面談をすることとしました。特にプラチナスカウトに着目。プラチナスカウトは、エージェントや企業が「私が特定の会社に合っている可能性が高い」と思ったうえでメッセージを送ってきてくれるためです。

そこで、さっそくプラチナスカウトと面談をしました。

面談を行う中で感じたことは、大手向けのエージェントよりも【中小向けのエージェントのほうが対応がいい!】ということです(※もちろんエージェントによる部分もあります)。

中小向けのエージェントは【自分の転職の軸が固まっている人】におススメであると感じました。なぜなら、特定の企業の情報を多く有しているためです。自分の軸が固まっていれば、その企業の細かい点まで熟知しているほうが対策が立てやすいと考えました。

一方、大手向けのエージェントは、【これから転職の軸を考えながら進める人】に、おススメであると感じました。なぜなら、多くの企業の情報が集まってくることや、そのためのプラットフォームを有しているためです。しかしながら、特定の企業に対して多くの情報は持っておりませんし、対応もあまり親身とは言えません。

現在、履歴書や職務経歴書を完成させるところまで来ました!履歴書や職務経歴書についても中小向けのエージェントに添削してもらいながら、何度が書き直しを行いました。非常に親身なって相談に乗ってくれ、転職の軸なども話しながら、思考の整理をさせてもらえます。

余談ですが、大手エージェントとも話をしましたが、「それいいじゃないですか!」みたいな肯定的な点は多かったです。大手エージェントと中小エージェントの対応についてはあくまでも私個人の見解で、批判をしたいわけではないのでその点はご承知おきください。

これから書類選考や面接に入っていく段階です。こればかりは実践で慣れていくしかないと思います。少しでも自分に合いそうな会社を選定するために、業務終了後はエージェントと毎日面談を繰り返しています。実際に受けるまでにもう少し個社を絞らないと対応しきれないなと思いました。

挑戦と失敗から学んだこと

まず【1社】面接確約でオファーがあったので、選考に行ってきました!

結果は・・・見事に撃沈!涙。

【自分の軸も固まっていない時期だった】し、うまく答えられなかった点もあるし、やむないかなと。

でも特に悲観したりしていません。私自身、面接していて多分この会社は自分に合わない…と感じたので良かったと思います。もしかしたら、それが伝わってとも考えられます。それに、これもご縁なので、いちいち一喜一憂していたらやってられないと思います。

それ以外にも面接は決まっていますし、は転職の軸も固まっていますので、これからが本番です。まずは書類選考があります。一般的には10%~20%くらいと言われているそうです。書類をよく見せる努力も必要ですよね!

自身の職場がある方であれば、最悪どこからも内定がもらえなくても、現在所属している職場で働き続ければいいわけなので、肩の力を抜いて取り組んでいけばいいかと思います!

辞めてから転職活動を実施するのはリスクが高いので、保険を準備しておくことが重要だと感じます。家族もいらっしゃる方も多いと思いますので。

実はこれは中小企業診断士の同級生に言われまして非常にいいなと感じたため、言ってみました!笑。ここで実際に転職活動をしてる私からご質問です。

皆さんが転職をするとしたら、転職の軸】は何になりますか?

キャリアアップ、給与が今より良い、人間関係の良い職場、仕事内容など。これらが、概ね転職の要因ではないかと思います。転職をする人の中で、昔から夢があってそれに向かって動いている人って少数ではないかなと思います(今なら昔の自分に「夢を持て!」って言ってやりたいですね!)。

実は、エージェントと面談をしていく中で、「大手コンサル会社だけが、キヨスチャンの転職の軸をかなえるものではない」と言われました。これには「ハッ!」とさせられました。

無意識のうちに大手コンサルを探している自分がいたんですよね。大手に行きたいと考えていたわけではありませんが、無意識に気になる求人候補に加えていたのは大手が多かったんです。ここで、転職するうえで重要なことに気づかされました。

【転職の軸】×【どう生きたいのか】ではないかと。

【転職の軸】は大手コンサルでも、中小コンサルでも、私の【どう生きたいか】は叶えられるかもしれません。また、その人にとって、今の仕事を中心に生きていくことが、家庭などを大切にし、また自分を大切にしながら生きていくという【どう生きたいか】であればそれはそれでいい。

【転職の軸】は人生にとっての【手段】であって、その先にある大切な【目的】は【どう生きたいか】。どちらも正解、どちらも間違いではなくて、【幸せは自分で決めるもの】だという、分かってはいたけど、忘れていた当たり前のことに気づかされました。

これは私の主観ですが、転職の軸だけで行けるのは独身のうちなのかなと。結婚すると子どものことも考えると思いますし、家庭のことを考えると、ただ稼ぐだけがいいとも言えないと思います。少なくとも私は仕事だけに生きるのは嫌だなと考えています。お金はもちろん必要ですが、妻との生活や子どもの成長なども感じられる人生がいいと感じています。

【どう生きたいのか】。人生の目的を考えて、転職を考えていく必要があると思います。

ありがたいことに面接が決まっている会社が数社あるとともに、リファラル採用に近い会社もあります。それ以外が書類選考からスタートする段階です。ここからは半分運と縁の要素が非常に大きいと感じています。今の会社では自分の夢は叶えられないと感じているので、まずは内定をもらうところがゴールかなと思っています。

リファラル採用

リファラル採用とは、自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう採用方法です。 人材市場が完全に売り手市場となっており、人手不足が叫ばれる中、新たな採用方法です。

自分の【転職の軸】×【どう生きるか】が叶えられるように!まずは内定をもらえるように頑張っていきます!

選考過程

転職サイトで多くの企業を見ても、あまり違いって分からなくないですか?

例えば、事業内容、他社との違い、入社後のこともろもろ・・・【カジュアル面談】を行っている先があれば、まずは話を聞いてみることにしていました。

カジュアル面談

カジュアル面談とは、対面やオンライン、電話などで、社員と候補者がカジュアルに話をする取り組みのことです。 カジュアル面談の目的は、企業と候補者の相互理解を深めることであり、採用活動において、ミスマッチ防止や転職潜在層へのアピールにつながるメリットがあります(ネット情報より)。

前回見事に撃沈してから、2社目のカジュアル面談の日がやってきました。

ところが当日、面談開始冒頭相手先から衝撃の発言がありました・・・

それではこれから面接を始めていきます!

(え!カジュアル面談って聞いていたのに・・)

急に頭が真っ白になっていくのがわかりました。そもそもの経緯は、某大手エージェント経由で【カジュアル面談】と書いてあったので応募しました。某大手エージェントからは面接日程の連絡がくるなど応募した内容が違うと思い、確認をお願いしたところ、「先方に確認の上カジュアル面談で間違いありません」との回答がありました。確認したはずなのに、実際は面接!

しかし、前回の失敗を活かし、転職の軸を固めてあったので、しっかりと対応できました!準備しっかりして本当に良かったです!

後々知りましたが、併願先の状況を聞かれた際に個社名は出さなくていいみたいですね。ぐいぐいと聞いてきたので、つい答えてしまいました。面接対策として、想定回答を作ることは大切ですが、やはり実際の企業で面接を行うことが一番経験値が上がると思いました。

面接後、某大手エージェントに即問い合わせ。「カジュアル面談と聞いていたのですが、実際は面接でした。どういうことですか?」。このような場合、大手エージェントは私の担当と言いながら、企業との交渉は別の担当がいるため、緊急の場合でも回答が遅いんです。

「確認したところ、企業側はキヨスチャンに興味を持っていたので、選考意欲が高くなってしまい、面接のような形になってしまったようです。」

「企業担当エージェントが変わったばかりだったで、きちんと引継ぎがされていないようでした。企業側に確認せず、カジュアル面談と回答してしまったようです。」

さすがに対応がひどすぎたので抗議はしました。

今回の応募先はたまたま本命ではなかったからよかっただけの話であって、本命ならばどうだったでしょうか?

毎年定期採用していない限り、基本的にはその企業と面接できるチャンスは1回きりです!

エージェントが頼りにならない場合は、転職サイトを変更する、エージェントの変更を求めるなどの対応を検討したほうが良いかもしれません。

そんなトラブルがありましたが、なんと今回、面接は合格。「採用意欲が高くて面接となった」のは本当の部分もあったのかもしれません。

次は2次面接に。

一次面接と変わって、相手は代表取締役、役員が出てきました。しかしながら、態度が非常に偉そうだなと第一印象で感じました!それに上から目線のような感じもして嫌な時間でしたが、そこはぐっと我慢。あとは結果を待ちます。

採用まで

2次面接に進んだ企業について、結果は選考突破!!

社長まで出てきたので、内定かな?と思っていましたが、同業他社の選考もあるので、同業他社の選考以降に再度面談をすることとなりました!ここからはコンサル会社を中心に7社ほど面接に進んでいます。上場企業からそうでないところまで受けています。

書類選考

まず、書類選考の通過は100%!!!

書類選考の秘訣は【資格×スキル】であると思います。保証協会のような準公務員と言われるような世界で生きているとスキル不足は否めません。しかし、努力している証として難関資格を有していることはメリットしかないと思いました!

スキル不足の私が突破できた理由は、中小企業診断士を保有しているのもありますが、【職務経歴書の見せ方やスキルの訴求の仕方】も非常に重要であると感じています。

【相手が見たときにどのように思われるか】、【相手から欲しいスキルがきちんとと記載されているか】。これはエージェントと相談しながらじっくり作ることが大切です。

面接

7社受けて2次面接に進めなかった先は2社のみ!割合を示すのならば70%】ほどでしょうか。一般的に書類選考が3~4割、そのうち2次面接に進める割合も3~4割ほどと言われているので、上出来だと思っています。忘れてはいけませんが、現在、職を持っているのであれば、落ちたことに一喜一憂する必要はありません!

面接では【企業のリサーチ×自身の経験】が重要です。特に企業のリサーチは必須です。自分が働く候補に入れている会社を調べないで受験するのは相手にも失礼です。

そして、自分の経験。公務員系ですと実績もないですし、「話せるような経験なんてないよ…」という方もいらっしゃるかと思います。

それ、本当ですか?

社会人として仕事をしている以上、何かやってきた経験があると思います。リサーチした内容にその会社にあう【自分の経験を棚卸して対話すること】が重要であると感じました。この結果、5社1次面接を突破できました。

適正検査

他に重要なことが「適性検査対策」です!皆さん、新卒で入社する際に適性検査やったこと覚えていますか?資格試験の勉強とはまた違い、久しぶりにやるよ結構難しいです!でも、適性検査対策が大切なんです。

就職活動の際に経験した方が大多数であると思いますのが、念のためにおさらいします。適性検査は以下から構成されています。

  • 適性検査
  • 性格検査

適性検査はSPIとか基礎学力を図るもので、性格検査は性格を把握するために行うものです。エージェントから聞きましたが、性格検査で落とすことはあまりないそうです。しかしながら、あまりにも自社の社風と合わさそうとか、性格に難がある場合は落ちますので注意が必要です。

ただし、適性検査は別です!こちらでは容赦なく落とされます。企業によって基準が分かれるので、得点が高いに越したことはない、というのが答えではないかと思います

日々、エージェントと面談をしたり、企業のリサーチをしたり、ほかの会社の選考を受けたり、仕事や家事をしたりしていると本当に時間は取りづらいです。大学生の時はできたのに…。そう思ったことはありますが、それでも時間を作ってやることが大事!選考を突破して、自分の目標に近ずきたいためです。

なお、業界を選ばなければ、適性検査がなく性格検査のみや全く検査がない会社もあったりします。しかしながら、コンサル系はほとんどあります。中小企業診断士を取得してコンサルに!という方はやるしかありません。

大学時代はSPIの対策本を購入して日々やっておりましたが、現在はスマホでもできます。隙間時間を活用して適性検査対策も行っていくことが大事だと考えます。適性検査で多いのはSPIと言われています。もちろんSPIではない会社も多いのですが、SPI対策が中心であるとエージェントからアドバイスをもらいましたので、転職活動する際は忘れないでください!

転職活動を開始して一番ネックだったのは適性検査でした。性格検査のみで自身の希望に合う先もあると思いますのでそのような探し方も一案かもしれません。

まとめ

【養成課程の中小企業診断士・プロへの転職】転職日記【まとめ版】、いかがだったでしょうか?

中小企業診断士の転職のポイントは以下となります。

  • エージェントとの対話
  • 転職の軸を固めること
  • 適性検査への対応

今、転職に踏み切れない方の1つの参考となれば幸いです。

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それでは、また次の記事でお会いしましょう!読んで頂き本当にありがとうございました。

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グレート☆キヨスチャン
Great Sbastian School 営業部長 グレート☆キヨスチャン。中小企業診断士🐧金融機関で経営支援業務を担当!専門は創業支援・補助金支援など。貢献領域を増やすために日々精進してます✨ 資格はFP2級、財務2級、ITパスポートなど。現在はFP1級取得に向けて勉強中! 日々の支援の様子や学びを発信しています!