あ~!やっと念願の中小企業診断士資格がきた!
でも、これって更新てどうするんだっけ?
と、中小企業診断士を取得したばかりの方たち必見!
中小企業診断士を取得し、1回目の更新に向けて準備している私が、中小企業診断士資格の更新関係について記事をまとめました。
- 更新の基本
- 更新登録の要件
- 具体的な実務診断手法
この記事を読んで頂ければ、中小企業診断士資格取得後にスムーズに更新できること間違いなし!
おはようございます!【朝活ブロガー中小企業診断士】のグレート☆セバスチャンです。私のプロフィールは、こちらへ。
更新方法の記事は今回が最後です。それでは、いってみましょう!
具体的な診断手法のご紹介
更新方法は分かったけど、そもそもどうやって診断するのかわからない
と、中小企業診断士になって間もない方に、私たちの経営スクールが進めている【診断書の参考事例】について、ご紹介します。
まだ、不安な方は参考にしていただければ幸いです。それでは、いってみましょう!
Great Sebastian School(以下、GSS)では、今後の事業展開を見込んで、以下の資料を準備しています。
ヒアリングシートなど
まずは対面でのご相談である診断助言業務や窓口業務の際に使用するツールをご紹介します。
短ければ1時間程度のご質問、長ければ2~3時間になると思いますが、今後につなげるために、一過性の相談対応だけでなく、しっかり基本情報を聞いておくことが重要です。
決算書をお持ちの場合は、内容を確認し、お悩みのコメント情報と適宜照らし合わせて、仮説を導き、提案をしていきます。
基本的に、相談内容は流動的ですので、自由記述です。重要なことは、情報の聞き漏れ、記載もれがないように、箇条書きでいいので、たくさん残しておくことです。
相談に対する診断と助言の内容を、必ず共有してください。そして、1回きりじゃなく伴走していくのなら、前回からの成長度合いをお互いに確認することが非常に重要です。
見ていて思うのですが、専門家の方も支援機関の方も、事業者との共有をしていない場合が多く散見されます。自分の組織内や自分の周りだけで共有していてもダメです。必ず、相談者と共有するように、上記のフォーマットなどは、まとめたら、メールや書面でお送りするようにしましょう。
あの時、相談したのなんだったかな?
共有した書類をいますぐチェックだ!
「なんか、勝手に専門家が提出していたから、中身は知りません。」ということを、国の会計検査院が入った時に、事業者が答えたらどうなるか分かるでしょうか?補助金の返納ですね。そんなことが起きないためにも、専門家や相談員は、今までご相談を受けた内容を、事業者へ逐一報告し、共有する義務があります。「どうやって、共有するかわからない。」なんてことを言う時点で、相談員としては失格です。手書きで受けた相談シートをコピーして渡すだけでもいい。なにかしらの証拠書類を渡して共有しなければ、その事業者にとっても成長が促進されません。あなたは、支援者としてきちんと相談内容を事業者に共有してますか?もう一度、仕事の本来の目的を考えるべきなのかもしれません。
共有するは、人間だけの叡智
経営診断・問診票
以下は、メールでの相談の場合です。
GSSでは、ご相談にあたっては、対面式か、基本的にメールでの相談受付に特化する方向で考えています。経験上、お電話での対応は、効率性の観点から緊急時以外は避けるようにしたいと考えています。とはいえ、もちろんケースバイケースではりますが。
また、その他、行動方針についても記載をさせて、頂き、最後に経営理念を乗せています。
- あなたの人生を豊かに、楽しく、導く
これから、中小企業診断士として活躍される仲間である皆様も、経営理念や行動方針について、まずは検討することが重要だと考えます。
それでは具体的に中身をご紹介します。
まずは簡単なご相談であれば、ここまでの内容で検討をします。より詳細に進みたい方は以下の内容に回答してもらいます。
ここまでが、事業者の詳細情報のヒアリングとなります。
ここまでお答えいただいた後に、情報を整理し、具体的な問題点や課題点について、各事業者に診断と助言を行っていきます。あとは、財務諸表関連の提出などを必要に応じて求めます。これらはまだあくまで入口なので、この先は個別にやりとりをします。
こんなめんどくさいの書かないよ!
書かない方は私たちを相談者に選ばないだけです。私の経験上、これらの細かい内容に一生懸命、自分なりに記載してくる事業者は、【本気】です。逆に薄く書いてい来る事業者は、補助金、要は単にお金が欲しいだけの事業者です。後者には私たちは明確に対応しないことにしています。
【本気の事業者】だから、こちらも【全身全霊で本気】で臨む。そんな行動方針で進みたいと考えています。
また、相談料については、例えば、まだ想像段階ですが、3つのプランぐらいを準備したほうがいいかもしれません。
- 全体的な枠組み作りなどの簡易的な診断と助言
- 重要な課題に対する具体的な実行策の提案
- 全体的な枠組みから、戦略、実行策など1事業全てに対する提案
例えば①が1回3千円程度、②は1回5千円程度、③は応相談という感じですね。また、会員登録や顧問先登録してもらえば、ZOOMによる対面式でのご相談を受け付けるなどの特典をつけるなどいいかもですね。
まとめ
【失効注意!】中小企業診断士資格【更新方法】vol.11:診断助言業務②いかがだったでしょうか?
計画的に診断士資格を更新したい!という方のお役に立てれば幸いです。
この記事を読んで少しでもお役に立った方がいらしゃればTwitterにも登録して頂くと、記事を更新した時にお知らせしますので、今後も「志」ともに、一緒に学んでいけると幸いです。
今までの記事のまとめ版を近日公開予定。これからも、よろしくお願いいたします。