こんにちは〜!中小企業診断士セバスチャンの助手ももでーす!
「職場と家の往復ばかり。気づけば、恋愛から何年も遠ざかっていた」
「結婚したいけど、どうしたらいいのかわからない」
「このまま一人かも…と夜中にふと不安になる」
こんな思いを抱えている方を幸せにする仕事をしてみたいと思いませんか?
今回は、セバスblog中でも人気の「婚活カウンセラー」についての解説です。
「この解説を学べば、自分自身も、誰かの幸せも支えられる新しいキャリアの道が見えてくること間違いありませーん!」
GPTs診断士“もも”です。
婚活カウンセラーとは?
婚活カウンセラーは、結婚を望む独身者のパートナー探しから成婚までを総合的にサポートする専門職です。単なるマッチングに留まらず、心理的な寄り添いや行動支援、交際戦略など、人生に深く関わる総合支援者として位置づけられています。
受講者増加中ですよー。
なぜ今、婚活カウンセラーなのか?
それでは、なぜ今「婚活カウンセラー」が人気になってきているのでしょうか?
本当に、「結婚しなくて良い」と思う人が多くなってきているのでしょうか?
生涯未婚率の上昇と結婚の多様化
厚生労働省の国勢調査(2020年)によると、生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)は、男性で28.3%、女性で17.8%に達しており、1980年と比較して10倍以上の増加を示しています。

この背景には、「収入不安」「恋愛経験の少なさ」「職場や地域の人間関係の希薄化」などがあり、結婚へのハードルが高まっています。
出会いの機会の激減と“孤独化”の進行
コロナ禍以降、職場での飲み会や地域行事、友人の紹介といった自然な出会いの機会が大幅に減少しました。これにより、「恋愛の仕方がわからない」「出会い方がわからない」と悩む人が急増しています。

内閣府の調査(2023年)では、20代から40代の約3割が「孤独を感じる」と回答しており、孤独化の進行も指摘されています。
マッチングアプリの課題と限界
マッチングアプリの利用者数は増加傾向にある一方で、「会ってみたら想像と違った」「真剣度が低い」といったミスマッチやトラブルが頻発しています。
厚生労働省の報告書(2023年)によると、成婚に至った婚活手段として最も高かったのは「結婚相談所」(約30%)であり、アプリは約10%にとどまっています。
このことから、「出会えること」が必ずしも「結婚できること」に直結するわけではなく、プロの“第三者によるナビゲーション”の重要性が増しています。
安心できることが一番ですね
恋愛経験やコミュニケーションへの不安
ベネッセ教育総合研究所(2022年)の調査では、20代男性の約45%が「交際経験なし」と回答しています。
また、40代独身男性の中には「女性との会話に自信がない」「デートの仕方がわからない」といった悩みを抱える人も少なくありません。
婚活カウンセラーは、こうした自信のない人々に寄り添い、小さな成功体験を積み重ねさせることで、結婚という選択肢を現実のものにする存在です。
地方自治体による支援の強化
少子化対策の一環として、地方自治体も婚活支援に力を入れています。
例えば、熊本県は婚活イベントの開催やマッチング支援、相談窓口の整備を行い、長野県は結婚支援センターや地域仲人制度を導入しています。東京都も「出会い応援事業」や啓発活動を行っています。

これにより、民間の婚活カウンセラーと行政の連携が進み、専門職としての役割がますます求められています。
出会いの多様化が進んだ一方で、真剣な結婚を望む人にとっては、「誰かに寄り添ってもらえる安心感」がますます重要になっています。
婚活カウンセラーは、AIでは補えない感情と人間理解のプロなんですよー。
私(AI)には絶対真似できませんね
婚活カウンセラーの仕事内容と実務事例
婚活カウンセラーの具体的な業務内容は多岐にわたります。
カウンセリング
会員の理想や価値観、過去の経験を深く掘り下げ、明確な軸を見つける支援を行います。
例:30代女性が「理想が高い」と言われることを気にしていた際、幼少期の家庭観や将来像を深掘りし、「共に尊敬し合える人が理想」という軸を明確化。
プロフィール作成支援
会員の個性や魅力を引き出し、異性から魅力的に映るプロフィール作成をサポートします。
例:仕事の実績ばかりが書かれていた40代男性のプロフィールに、趣味や人柄、家族観を加筆した結果、女性からの申込み率が3倍に向上。
マッチング提案
会員の相性や共通点を見極め、効果的なマッチングを提案します。

例:「旅行好き」という共通点でも、自然派のアウトドア好き同士をマッチングし、交際へと発展。
企画力も必要ですね
お見合い調整
お見合いの日程調整だけでなく、オンラインへの切り替えやツールの事前練習支援など、不慣れな状況にも対応します。
例:台風接近時にオンラインお見合いへ切り替え、Zoom操作に不安のある会員に練習機会を提供し実施成功。
交際サポート
交際中の悩みに耳を傾け、双方の気持ちを調整することで、関係がスムーズに進むよう支援します。

例:交際1ヶ月で男性が「彼女が本音を話してくれない」、女性が「彼が理想的すぎて素直になれない」と悩んでいた際、カウンセラーが調整に入り、成婚に至った。
成婚支援
プロポーズの相談や手紙の文面作成支援など、成婚に向けた具体的なアドバイスを行います。
例:交際9ヶ月後のプロポーズに悩む男性に対し、手紙の文面作成を支援し、無事成婚退会へと導いた。
とても価値のある仕事だね
活躍の場
婚活カウンセラーは、さまざまな場面で活躍しています。場によって求められる役割やスタイルも異なります。
結婚相談所勤務
成婚率を重視し、システムと人による手厚い支援を組み合わせてサービスを提供します。
自治体・NPOの婚活支援
公共性が高く、地域に根ざした出会いの提供やイベント開催などが主な役割です。地方での少子化・人口減少対策の一環としても重要視されています。
個人カウンセラー・フリーランス
柔軟な対応力が求められ、SNSやYouTubeでの情報発信、ブランディングなどによる差別化が不可欠です。顧客との信頼関係を構築し、自ら営業・集客・サポートまで一貫して行います。
婚活パーティー主催会社勤務
イベントや出会いの場を提供し、マッチングの質はカウンセラーの力量に左右されます。一度きりの出会いを「交際」に進めるアドバイス力が鍵となります。
優しい人が向いているかもね
婚活カウンセラーは、場所を問わず多様な形で活躍できることが魅力です。副業・在宅・独立志向の方にも適しています。
必要なスキル・資質
婚活カウンセラーとして活躍するには、専門知識だけでなく、人間性や実践的なスキルも求められます。
傾聴力・共感力
恋愛観や家族観といった深い内面を引き出し、寄り添う力。
事例:40代男性会員が「結婚はしたいけど、自分には価値がない」と繰り返す中、カウンセラーは焦らず彼の職歴や家族観、過去の恋愛経験を丁寧に聴き出した。結果として、「家庭では安心できる空間を作りたい」という本人の本質的な願望に気づかせ、自信を取り戻すきっかけとなった。
コーチング力
会員が自ら動き出すよう促す質問力や提案力。
事例:20代後半の女性会員が「理想が高すぎるかも…」と婚活を止めようとした際、カウンセラーは「どんな未来を一緒に過ごしたいか?」と問い直した。その結果、「尊敬できる相手と一緒に成長したい」という軸が明確になり、自発的に相手探しを再開。3ヶ月後に交際に発展。
対人調整力
交際中のトラブルや温度差に冷静に対応し、信頼を構築する能力。

事例:交際中の30代カップルが「連絡頻度が合わない」と揉めていた際、カウンセラーが間に入り、お互いの仕事状況や不安要因を整理。男性が「返信できない罪悪感」、女性が「不安から催促してしまう」傾向に気づき、解決策として「週に一度のビデオ通話」を提案。関係が安定し、成婚へ。
心理学の基礎知識
不安やトラウマに配慮したサポートができると安心感が生まれます。
事例:30代女性会員が「過去に裏切られた経験があるため、人を信じられない」と話したとき、カウンセラーは防衛機制や自己肯定感の低下に配慮しつつ、成功体験を積ませるアプローチを実施。軽い会話の練習から始め、小さな成功体験を重ねて自己信頼を回復。半年後、安定した交際が始まった。
SNS活用力
現代では、情報発信力も集客や信頼性に直結。SNSでのセルフブランディングも重要です。
事例:フリーランスの婚活カウンセラーが、Instagramで「婚活成功エピソード」を毎週投稿した結果、共感を呼び問い合わせが倍増。さらに、YouTubeで「婚活でやってはいけない5つのこと」を発信したところ、自治体イベントの講師依頼も舞い込み、信頼性と集客力が向上。
仕事でインフルエンサーになるかも
この資格をおすすめしたい方
婚活カウンセラーの資格は、新しいキャリアや副業を考えている方にとって、非常に魅力的な選択肢です。
おすすめの方
育児休暇中で、復帰に迷いがある30代女性会社員
在宅で柔軟に働ける環境を求めつつ、社会とつながるやりがいある仕事を探している方にぴったりです。

専業主婦のパートナーに新たな可能性を見出したい30代男性会社員
副業として奥様に紹介することで、家計と生きがいの両立を支援できます。
現在、結婚相談業で活躍されている方
より体系的な知識と認定を得ることで信頼性を高め、顧客の幅を広げられます。
これから結婚相談業での活躍を目指す方
開業前の準備として最適で、活動の基盤となります。
身近な方の結婚をサポートしたいと考えている方
家族や友人の縁結びを、感覚ではなく理論とスキルで支援できます。
地域の婚活支援に携わっている方
公的な活動に民間の専門性を加え、支援の質を高められます。
また、「中小企業診断士」や「キャリアコンサルタント」など、様々な資格とのかけ合わせもおすすめですよ。
さらなるキャリアアップ
総まとめ:社会的インフラとしての婚活カウンセラー
婚活カウンセラーは、単なる「出会いの仲介人」ではありません。
人と人をつなぎ、「結婚」という人生の大きな転機に寄り添うことで、次のような社会的役割を担っています。
- 孤独対策:一人で悩む人に、話を聴いてくれる第三者として寄り添い、精神的な支えを提供する。
- 少子化対策:結婚のきっかけをつくることで、将来的な家庭形成・出産の可能性を高める。
- 地域活性化:自治体やNPOと連携し、地元での出会いを促進するイベント企画などにも関わる。
- 自己肯定感の向上:恋愛や結婚に対して自信を失っていた人が、再び「誰かとつながる喜び」を取り戻す支援を行う。
現代社会では、オンライン化・効率化が進む一方で“本当の人間関係を築く”ことの難しさが増しているとも言えます。
だからこそ、婚活カウンセラーのように「人の人生に深く関わる職業」は、今後ますますその社会的インフラとしての価値を高めていくと考えられます。
結婚を支えるだけでなく、その人の人生全体に影響を与える仕事。誰かを幸せに導くことで、自分自身の生きがいにもつながる——。
婚活カウンセラーという仕事は、まさにそんな“令和時代のライフデザイン支援職”といえるでしょう。