「財務分析って、簡単にできない?」商工会しごと図鑑vol.1
「財務分析って、ちゃちゃっと終わらんとね?」
これ、実際に現場でよう聞かれるんですよ。
特に、商工会の女性職員さんから「数字見るだけで目がチカチカするけん、AIに任せられんですかね?」って。
わかるわかる、その気持ち。
財務分析って、分かってても面倒。分かってなかったら、もう手も足も出らん。
そういうとこ、あるとです。
そこで今回は──生成AIを使って、財務分析を5分で終わらせる仕組みをつくった話ば書いてみます。
あれはある日。支援先で「決算書をサッと見て課題出してくれると助かるんだけど」って話が出ましてね。そこで、生成AIとじっくり対話して、財務分析のプロンプトをこさえました。時間にして丸2日。根詰めたけど、結果は上々。
ポイントは3つ!
- 必要な数字だけを整形して渡すこと
→借方・貸方は全部カット。期末残高だけにして渡す。AIは素直だけん、無駄な情報あると混乱するんです。 - 「いつ・どこで・誰が・何を」明確に
→対象企業の属性を具体的に書くと、AIの分析もリアルになるとです。 - 参考資料をAIに教える
→業種別審査辞典とかTKCの業界データをもとに、比較や課題を出してもらう。
さらにすごいのが、行動レベルまでアドバイスしてくれるところ。
例えば、3期連続で営業赤字の居酒屋さん。
コロナ後も売上が戻らん。けど家賃や人件費はそのまま。
「じゃあ、メニューの原価率は?客単価は?」って突っ込みながら、数字を“現場の声”に変えていけるのが、AI分析の強みです。
出力されるレポートは、まるで上司に報告する資料のようにビシッとまとまってて──
しかも、15分でできる!(ツール名:GenSpark、なんと1日200クレジット無料)
「売上推移グラフは?」「資金繰り表は?」
そんなリクエストにも対応可。AIが描いた仮説を、職員さんが現場で照らし合わせて、「これ、ほんとに当たっとるね!」ってなる瞬間が一番たのしかです。
ただし、大事なことはひとつ。
AIが出すのはあくまで“仮説”。答えは、現場にあるとよ。
このレポートを見て、「この通り動かにゃならん」と思う必要はなかです。
あくまで“参考にして動ける材料”が揃った、というだけの話。
この仕組みができたことで、財務分析の時間は5分で入力・5分で出力。
商工会職員は、「もっと売上上げたい」「お金が足りんばい」って悩みに、数字の話をわかりやすく伝えて、行動につなげる支援ができるようになりました。
……さて。
ここまで読んでくださったあなたに、ちょっと聞いてみたいんです。
「あなたの仕事、AIに置き換えられたら悔しいですか?それとも、楽になるって思いますか?」
私は正直……
「AIの方が賢かばい」って落ち込む日もあります(笑)
でも、“寄り添い方”はAIにできんけんね!
あなたの支援は、どんな一歩につながってますか?
