「伝わらない…が激変!“通る提案”を作るDESC法、4ステップの魔法」【中小企業診断士養成課程に学ぶ】
突然ですが──
中小企業診断士養成課程に通っていると
「班員や支援事業者にどうやって意見を伝えればいいのか分からない…」
「正しいことを言っても、相手の反感を買ってしまう…」
という悩みにぶつかることはありませんか?
こんにちわ。経営指導員&中小企業診断士のセバスチャンです。
今回の解説は、そんなお悩みについて、実際に中小企業診断士養成課程で本気で取り組んだ「DESC法」という実践的なコミュニケーション技術を、わかりやすく解説します。
この解説を学べば、組織内で「信頼されながら問題提起できる」ようになること間違いなしです!
DESC法とは?
DESC法とは、「Describe(描写)」、「Express(表現)」「Suggest/Specify(提案)」、「Choose(選択)」の頭文字をとった、一般的には「上司や顧客に配慮しながら意見を伝える技法」です。
この手法は、「フォロワーシップを発揮するための思考と表現力」を身につけるための手段として注目を集めています。大人の問題提起力を磨くテクニックといっていいでしょう。
フォロワーシップが全て!
なぜ、DESC法が有効なのか?
背景
職場のコミュニケーション課題が組織力を削ぐといわれています、組織の問題は「伝え方」で悪化も改善もします。
DESC法は、「対立せずに意見を通す」ための実務的解決策です。
フォロワーシップを実践する
経営は「指揮官」だけでなく「優れた補佐役」によって動きます。

DESC法は、上司の盲点をフォローする「問題提起力のある人材」へとあなたを変えてくれます。
DESC法を用いるメリット
中小企業診断士養成課程における実習やグループワークの現場では、DESC法を活用することで以下のような具体的な成果が得られています。
- コミュニケーション力の向上 支援先との対話訓練を通じて、「伝わる表現力」が磨かれ、班内の意思疎通が格段にスムーズに。
- 信頼関係の構築 提案時の言葉選びを工夫することで、支援先との信頼が着実に深まりました。
- 提案力の強化 話し方も含めた提案訓練を重ねることで、説得力のあるプレゼンができる力が身につきました。
- 生産性の向上 衝突が減ってチームの作業が効率化し、最終報告の準備がスムーズに進行。
- 企業成長の促進 DESC法による丁寧な対話が、新たな提案と信頼を呼び、支援先の成長に貢献しました。
DESC法のステップ
以下は、中小企業診断士養成課程の「支援実習」において、班員が実際に支援先企業に対して提言を行う際のステップを表にしたものです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| D: Describe | 事実の客観的な描写 |
| E: Express | 感情・懸念の共有 |
| S: Suggest | 解決策の提案 |
| C: Choose | 選択と共感の促し |
実験してみよう!
養成課程での具体例
- D: Describe(事実の描写):「現在、支援先企業ではSNS更新が3か月以上止まっており、新商品の認知が広がっていません」
- E: Express(感情の表現):「このままでは、せっかくの商品力が市場に伝わらず、販売機会を逃すことになると危惧しています」
- S: Suggest(提案・具体化):「広報計画を班内で整理し、簡単に更新できるテンプレートを提案させていただけませんか?」
- C: Choose(選択の提示):「この方向で進めてみることにご関心はありますか? 一緒に改善策を検討させてください」
実習中では、このようなステップを通して、支援先との信頼関係を築きながら、課題に対して主体的な提案ができる力を養っていきます。

こうして「ダメ出し」ではなく「相談」として伝えることで、信頼関係を壊さずに、相手を動かすことが可能になるのです。
DESC法×フレームワーク
以下の視点とDESC法の掛け合わせが有効です。
| フレームワーク | 使い方 | DESK法との統合ポイント |
|---|---|---|
| SCQモデル | 状況→課題→質問 | S(Specify)段階の説得に有効 |
| ロジックツリー | 要因分解 | D(Describe)で客観性を高める |
| SOAR分析 | 強み活用の未来視点 | E〜Sでポジティブな提案を構築 |
このように、DESK法は単体でも有効ですが、フレームワークと併用することでロジカルかつ感情配慮型の提案力が一気に向上します。
別の機会に解説します!
実践のためのアクションプラン
今日から始める!DESC法ワーク
- 上司や先輩への相談テーマを1つ考える
- D〜Cのステップで文章を下書きする
- 養成課程内でロールプレイで試してみる
- 実務で1回実行する(成功・失敗関係なし)
アウトプットが評価される時代、行動しなければチャンスはゼロです。
養成課程は最高の実験場!
まとめ
DESC法は、信頼と説得を両立する実践的な問題提起スキルです。
- DESC法は「大人の話し方」の実践技術
- 相手の感情に配慮しつつ、意見を通す力を養う
- フレームワークと連携すれば、説得力と信頼を両立できる
- 問題提起こそが、部下の最強のアウトプット
養成課程での実習を通じて、その効果と必要性を体感することができます。
🔖「事業とは、思いつくことではない。思いついたことを“できるか”ではなく、“どうすればできるか”に変換する知性である。」
中小企業診断士として、あなたが組織内で信頼される存在になるには、「筋の良い問題提起」が不可欠です。
DESK法はその第一歩。さあ、あなたの声で、組織を変える一歩を踏み出しましょう!
参考書
【実践で使うおすすめの本】

