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【え!使ってないの?】業種別審査辞典【事業計画策定への活用メソッド】vol.3

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事業計画策定する時、ネット情報って、なかなか検索に時間かかるんだよなぁ

なんかもっと、外部環境とかの2次情報をまとめてくれている良書ってないのかなぁ

と、悩んでいる方必見!中小企業診断士として、経営者のお悩みを日々課題解決に導く仕事をしている私が、【業種別審査辞典の活用方法】について記事をまとめました。

  • 業種別審査辞典って?
  • どんな構成?
  • 具体的にどう使うの?

この記事を読んで頂ければ、事業計画策定の時間が効率化し、支援企業独自の課題解決に集中できること間違いなし!

おはようございます!【朝活ブロガー中小企業診断士】のグレート☆セバスチャンです。私のプロフィールは、こちらへ。

それでは、さっそくいってみましょう!

具体的にどう使うの?

ここからは、具体的な事業計画策定のフォーマットをイメージしながら、業種別審査辞典の活用についてポイントを解説していきます。

事業計画への落とし込み②

前回の事業計画へ落とし込み①に続いて、経営課題からの活用を見ていきます。

4.経営課題

今回、事業者の目標とする内容に合わせて、経営課題の的を絞ることが重要です。

(1)目標とする企業像

今回の事業計画策定の目標を記載します。

例:今までの小規模事業者の生産性に囚われない少人数でも多品種「中量」の生産規模を実現できる一人生産方式を構築した差別化企業を目指す!

①目標とする企業像

補助金申請の【事業計画名】にもつながる内容です。今回の経営課題の解決策が、最新の機械導入という手段であれば、【例:最新NC旋盤技術導入で多品種「中量」一人生産を提供する事業」となります。業種別審査辞典の【対策案】で、近いものがあれば活用しますが、事業者の課題解決が方向性として異なる場合は、結果として、業種別審査辞典に書いてある対策に繋がることを意識することもテクニックの1つです。少しわかりにくですが、業種別審査辞典の対策案はマクロの視点であることから、日本国の課題でもあります。つまり、これらの対策を解決する1つのベストプラクティス(成功事例)となる内容なら、【政策的加点】が見込まれるからです。

(2)課題

自社の現状分かっている経営課題について、全て書くことも重要ですが、直近で最も課題となるものに絞ります。

課題

事業者の全体の課題を示す場合であれば、抽象度を上げて、ヒト、モノ、カネ、情報などの経営資源全般での経営課題を設定します。直近の経営課題が明確な場合は、的を絞ります。例えば今回が機械導入という手段による、経営目標の達成であれば、経営課題を具体的なQCDに絞ります。また、付随して考えられる課題を設定します。ポイントはここで解決策も含めて課題として設定する方法です。具体的には以下に示します。

業種別審査辞典の【課題と展望】の内容に結果的に、今回の取り組みがつながるというマクロの視点を持つことで、日本全体の同じ事業者が抱える問題の解決にもつながるという意識をします。事業者本来の課題解決は結果的に、日本全体の課題の何を解決する事例となるかを考えることが重要です。

5.経営方針・目標と今後のプラン(本事業の取組み)

(1)事業ドメインの設定

見る側によっては、事業ドメインの意味を知らない可能性がありますので、以下に端的に表現します。

①誰に

②何を

③どのように

誰に、何を、どのように、は少し勘違いをしている方もいるので、おさらいします。中小企業診断士の方なら、必須であった【エーベルの三次元事業定義モデル】です。

顧客(誰に)

ここは単純にターゲットの設定です。具体的には、STPなとを活用します。

STP分析

端的にいうと、s(セグメンテーション)で市場全体の把握、T(ターゲティング)で狙う市場の決定、P(ポジショニング)で他者と差別化という流れです。STについては、業種別審査辞典を参考にできます。ポジショニングはポジショニングマップなどを活用することで、自社の狙う顧客の根拠情報が固まります。

ポジショニングマップの例は以下のような図です。

価値(何を)

勘違いしている方が多いのが、この「何を」です。「何を」と砕きすぎることで、単なる商品名を入れる方がいますが、「その商品の価値を含む」ことが重要です。「○○の価値を提供する○○(機械名)」だと端的にわかりやすいと思います。もしくは【価値】のみに絞ってもいいです。例:最新旋盤技術の導入で差別化し

ここはしつこいくらいに、話をしますが、単なる導入するモノだけが散見されます。そのモノがどんな価値を生み出しているのか、を明確に表現することが重要です。

手法(どのように)

ここは中小小規模事業者に特に起因する、大企業に真似のできない中核の強みです。元々備わっている強みである場合もあれば、今回の価値と融合することで生まれる新たな手法でも大丈夫です。事業者の【コアコンピタンス】が分かりにくいのであれば【VRIO分析】を活用することも1つです。

コアコンピタンス

端的にいうと、【他社に真似できない核となる能力】。

VRIO分析

「Value(経済的価値)」「Rarity(希少性)」「Inimitability(模倣可能性)」「Organization(組織)」の4つの観点から強みを導きだし、その企業に備わっている差別化能力を炙り出す手法です。

事業ドメインを誰でもわかりやすく落とし込んだものが、「誰に」「何を」「どのように」ですが、これらを設定するに至るまでに多くの分析手法があります。中小企業診断士や中小企業診断士受験生の方は、学んだ知識を実務で活かせる強みがあります。

ここで支援者の方に質問です。事業ドメインと企業ドメインの違いはなんでしょうか?

事業とキャッシュフローの関係性、ポートフォリオの組み合わせ方がわかり、企業の将来像について、短期間ではなく、長期間に渡って支援をする事業計画を立てる場合はこちらも加味する必要があります。ドメイン1つとっても、深くておもしろいですよね。

(2)具体的な取り組み内容

ここについては、前段の事業ドメインの内容について深堀をする内容です。

具体的な内容は業種別審査辞典の業界の慣習や作業部分を記載している箇所や、【経営支援の勘所】からヒントを得ることが重要です。そのままでは活用できませんが、これらの要素を活用しながら、事業者への具体的な提案につなげることが可能です。

具体的な内容については、後の記事で私が実際に支援した事業者の内容を公開しますので、参考にしてください。※事業者からの了承済み。

6.実施のための体制

実施のための体制については、業種別審査辞典に製造工程が掲載されている場合は活用します。ただし、ここでの実施体制は、販路開拓も関係あるなら営業、間接部門の作業効率化も関わるなら経理なども含むことがポイントです。

※上記は例です。ここがコアとなる場合はより詳細に組み立てる必要があります。

7.実施スケジュール

実施スケジュールについては、今回の事業について最も重要な内容や、必要に合わせて行動スケジュールも入れます。

このようなガントチャートを活用する方が、見やすいと思います。

次回は【期待される効果】について、解説をしていきます。

まとめ

【え!使ってないの?】業種別審査辞典【事業計画策定への活用】vol.3いかがだったでしょうか?

事業計画策定や支援事業者の相談を効率的に行いたい!という方におすすめの辞典です。この機会に導入してはいかがでしょうか?

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近日中に、まとめ版をアップする予定です。今回も記事を読んで頂き、感謝です。

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グレート☆セバスチャン
Great Sbastian School 学長 グレート☆セバスチャン 支援機関勤務の経営指導員 店内製造のあるコンビニのスーパーバイザーとして10年勤務経験 専門分野(店舗管理/店内製造/衛生管理/管理会計/景況調査/補助金審査) 資格 中小企業診断士・第一種衛生管理者・調理師・2級(FP/簿記/販売士) あなたを中小企業診断士にしたい!