2024年予測 PR

【2024年最新版】合格率推移【中小企業診断士1次試験】vol.1

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中小企業診断士1次試験って、受験の年で難易度変わるの?

どの科目に力を入れたら良いかわからないよ!

と、お悩みの受験生のみなさん必見!

過去10年ちかくの統計資料をまとめて、分析しました。

  • 申込数・受験者数推移
  • 性別・年齢別推移
  • 地域別・職種別推移
  • 科目別の推移

この記事を読めば、来年度の中小企業診断士1次試験の傾向を把握できること間違いなし!

おはようございます!【朝活ブロガー中小企業診断士】のグレート☆セバスチャンです。私のプロフィールは、こちらへ。

それでは、さっそくいってみましょう!

前提

本日より、数回にわたって、統計資料分析の内容を公開します。以下に前提を置きます。

【前提】

期間2013-2023年度 西暦表記で統一
受験者①科目受験を含む全受験生
受験者②7科目の受験生
総合計2013-2023年度の数値を全て加算
令和5年度那覇地区242名は集計から除外

統計資料が明確に表示されている期間が2013年度からでしたので、今年の統計で11年目になります。

vol.1では、【申込数・受験者数】と【受験者数・合格率】の推移をみていきます。

申込数・受験者数の推移

まずは【申込数と受験者数】の推移をみていきます。

グラフをみて、何を感じたでしょうか?

そうです!2021年度から急激に申込者数が急上昇しています!

  • 2020年までの平均申込数:19,864人
  • 2021-2023年度までの平均申込数:25,086人

約3割程度、申込者数が増加していることになります!

  • 2019年までの平均受験者数:16,386人
  • 2021-2023年度までの平均申込数:17,341人

※2020年は新型コロナウィルス感染症の影響でイレギュラーな数値であるため計算に含めていません。

実際に受験した人数は約6%程度増加しています。

特に直近3年間では増加し続けている【人気資格】となりました。

試験名受験者数登録者数
税理士試験28,85380,054
社会保険労務士試験40,63344,203
中小企業診断士試験20,212約27,000人
※2022年度の数値です。

とはいえ、まだまだ他の難関中位資格と比較しても登録者が少ない状況です。登録者数が少ないことを考えれば、競合が少なく、ニーズが高い資格だと考えられます。

モモ

登録者数少ないんだね!

セバスちゃん

そうだ!競合はまだ少ない!

columb【受験しなかった人】

集計して思ったのが、【受験しなかった人】が多いことです。2013-2019年の平均で約3,500人、2020-2021年のコロナ真っ只中の平均で約6,200人、直近の2022-2023年では約4,400人が受験しなかった計算になります。申し込みをして、受験料を支払って、当日受験することができなかった理由はたくさんあると思います。やむおえない事情は別として、少しでも勉強をしていたのなら、不合格になるとわかっていても受験することが重要です。なぜなら、受験会場の雰囲気をつかんでおくことも、点数を上げるために重要な要素だからです。当日は、経験上、能力を100%出し切ることは稀だと思います。重圧から、思いもよらないミスもします。申し込みをした時点で、1歩踏み出したあなたは凄い!不合格が分かっていても、まずは受験することをおすすめします。周りの人たちの【熱】を感じてください。

神のお告げ

1歩踏み出すことが、最も困難

受験者数・合格率の推移

続いて、【受験者数・合格率】の推移をみていきます。

2020年の合格率すごくない!

というお声が聞こえそうですが、まずはそこは置いておきましょう。のちほど解説します。

注目すべきは、2019年度の変化です。

なぜ、2019年度以降合格率が上昇したのでしょうか?

答えは【政策的なもの】です。

  • 相次ぐ災害
  • 新型コロナウィルス感染症
  • 原油・原材料高騰
  • ゼロゼロ融資据え置き期間終了
  • インボイスへの対応
  • 電子帳簿保存法への対応

この情報はネット情報等にはないのですが、近年続く災害などで、特に地方では支援者不足が声として多く上がっています。また、2020年以降も事業環境の変化が続いています。

2019年に合格率が増加したのは、2020年の新型コロナウィルス感染症の発生を予測していたようで恐いですね・・・しかも、2019年の合格者数が4444人。

冗談はさておき、明らかな合格率の変化が起こりました。

  • 2013-2018 平均合格率:22.3%
  • 2019・2022・2023 平均合格率:29.6%

※2020・2021年度はイレギュラー数値なので除外しています。

以上から、2024年度の中小企業診断士1次試合格率の予測は

約30%

いつ、政策的な観点で以前の20%に戻るかはわかりませんので、今が最優先で、中小企業診断士を目指すことがチャンスなんです!

2020・2021年って、なんでこんなに合格率高いの?

と、思った方もいらしゃると思いますがこの2年間は特別だったと考えられます。

2018年までの中央値を中央線とすると、2020年・2021年度は異常な合格率です。これは予測ですが、新型コロナウィルス感染症の影響によって、2020年は受講者が激減し、当日試験を受けた人たちは、そもそもレベルが高い人たちだったのでは?と考えます。決して、この年の問題が簡単だったわけではありません。

逆に2021年度は、実力があった、もしくは2年間勉強した方が集中した結果、合格率が高かったと分析します。これらを加味していくと、2022年度以降の平均が、来期の合格率の予測と考えます。つまり、30%が、来期の予測合格率です。

なお余談ですが、2016年度に合格している方はかなりレベル高いですね。

※科目別の合格率も、のちほどの記事で執筆します。

まとめ

【2024年最新版】合格率推移【中小企業診断士1次試験】vol.1いかがだったでしょうか?

これから1次試験の戦略を立てたい!という方のお役に立てれば幸いです。

この記事を読んで少しでもお役に立った方がいらしゃればTwitterにも登録して頂くと、記事を更新した時にお知らせしますので、今後も「志」ともに、一緒に学んでいけると幸いです。

それでは、次の記事【vol.2】でお会いしましょう!読んで頂き本当にありがとうございました。

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グレート☆セバスチャン
Great Sbastian School 学長 グレート☆セバスチャン 支援機関勤務の経営指導員 店内製造のあるコンビニのスーパーバイザーとして10年勤務経験 専門分野(店舗管理/店内製造/衛生管理/管理会計/景況調査/補助金審査) 資格 中小企業診断士・第一種衛生管理者・調理師・2級(FP/簿記/販売士) あなたを中小企業診断士にしたい!